KAMINARI アコースティックギター用ケーブル

秋は気温も湿度も下がり、音がとても切なく温かく響くのでギターを弾くのがとても楽しい季節ですね。(楽器全般ですが)

アコースティックギターをこよなく愛する私ですが、ギターとアンプ間のケーブルに関してはこだわったことは今までありませんでした。

実際、BELDEN(ベルデン)という定評のあるケーブルを使っていたものの、高校生からずっと買い換えず同じものを使っていました(笑)

ちなみにアコースティックギターの音をアンプから良い音で出すのはなかなか難しいことであり、凄くコストもかかります。

ギターの鳴りとピックアップマイクの音質が一番大事ですが、音の出力をコントロールするプリアンプも重要です。しかし、ケーブルに関してはそこそこのケーブルを使っていれば十分だと思っていました。

ですが、神鳴-KAMINARI-アコースティックギター用ケーブルはその思い込みを見事に覆すほどのケーブルでした。本当に良い製品だと思ったので、自信を持って紹介したいと思います。

KAMINARIケーブル購入するまでの経緯

愛用しているコールクラークのアコースティックギターが梅雨〜夏の影響で反ってしまったので、島村楽器へリペアをお願いしに行きました。また、クラシックギターもノイズがひどかったので、電気系統のパーツ交換もお願いしました。

その時期に電池駆動が可能なアコースティックアンプ、Roland AC-33-RWを購入していたので出張ライブができるようにマイクケーブルも買うことは決めていましたが、リペアマンとチェックしている最中、クラシックギターのノイズの原因としてケーブルの劣化も一因なのではないか?との見解があったのでケーブルの購入を検討することになりました。

リペアをお願いしたあと、ケーブル(シールド)コーナーに行くと、気になるものがありました。

神鳴(KAMINARI)ケーブル

それが神鳴アコースティックギターケーブルだったのです。

KAMINARI GUITARSについて

KAMINARI GUITARS

株式会社 音響商会がプロデュースするギターブランド ”KAMINARI GUITARS”。KAMINARI GUITARSは、大量生産・消費社会で失われつつある、ひと手間もふた手間もかけて作られていた優れたモノを、これまでの歴史、現代の技術や知識、それらを融合させて新しいモノとして誕生させていきたい、という基本姿勢がコンセプトとなっています。そして全ての製品をUSA製・日本製のみにこだわり「高品質な物を適正価格で提供する」事を常に考え、製作しております。

「高品質」

実際に鳴らしてみたところ、その言葉に偽りなしでした。その話はのちほど。

ケーブルの紹介

KAMINARI CABLE

水色のケーブルを選びました。というのも、基本の色が水色なのです。珍しいですね。

他にもリミテッドエディション(限定色)で ホワイトやオレンジもあるようです。残念ながら、オレンジで同じ長さの商品は品切れだったので、ブルーを選びました。

ちなみに、ホワイトは汚れそうだったので避けました。

長さは5mです。

神鳴ロゴ

黒いゴム部分には神鳴ロゴが。

ケーブルの質感としてはマットな感じですが、太さも十分あるので耐久性も問題ないと思います。

L字型ケーブルはおすすめです

コールクラーク With 神鳴ケーブル

アコースティック用ケーブルはL字型となっており、使い勝手も工夫されています。

L字型のメリットはいくつかあります。

  • ジャックがエンドピンのタイプの場合、ギタースタンドに立てやすい
  • ケーブルが抜けにくい
  • ケーブルをジャックに挿しやすい
  • ギターを床に降ろしたときに床につっかからないので、ケーブルが傷みにくい
  • 見た目もすっきりした印象に

初めてL字型ケーブルを使ってみましたが、もうL字型以外を選ぶことはありえません。

音質は?

AC-33-RW

コールクラーク CCFL2AC3-BM、Roland AC-33-RW、神鳴ケーブルという組み合わせで弾いてみましたが、ありえないぐらいに温かみのある音が出力されてきて驚きました。

豊かな低音域と中音域に加え、シャキっとしたタイトな高音域。決して硬質にならず、且つ丸くもない、『柔らかで奥行のあるサウンド』が特徴。

公式にはこういった説明文が書いてありますが、まさにその通りでした。

柔らかいだけでなく、メリハリのある音は価格以上の効果を実感できました。

コールクラークと神鳴ケーブルの相性は抜群に良いです。(また録音してYouTubeにあげようかな。)

まとめ

神鳴ケーブルを購入してみて分かったことは、ケーブルにお金をかける価値はあるということ。

ケーブルは安くはありませんが、余裕で値段の二倍は効果があると思いました。

もちろん全員が全員、神鳴ケーブルを気にいるとは言い切れませんが、ベルデンという定評のあるケーブルを使っていた僕が驚くぐらいのケーブルだということは事実です。

KAMINARI GUITARはギターも制作しているようです。弾いてみたいなぁ〜。

紹介したケーブル

オレンジは島村楽器限定なようです。