
この前の日曜日にライブがあったのですが、前日に一度に3本もギターの弦交換をしました。
合計で3本もの大仕事。その中にはガットギターも含まれているので余計に大変でした・・しかも毎回弦の替え方をいつも忘れるという。でも今回で覚えれたと思う!!たぶん!
そしてMartin OOO-15Mというギターの弦交換をしようと思ったときに「しばらくオイル塗ってないなぁ・・冬だしケアしとくか。」と思い立ち、久しぶりに指板をオイルケアすることに。
中学生のころ、初めて買ってもらったヤマハのギターと同時にレモンオイルというものを買いました。つまり、この写真のレモンオイルは中学生のときに買ったものだということです。(!)
長持ちしすぎですね。というかそんな使うことはないのでみんなそうなのかな?無くさなければですが。
というわけで、今回は自己流ですが指板のオイルケアの方法を紹介します。
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指板のオイルケア講座
まずはオイルを指板に塗ろう
やり方は超簡単。まずはオイルの容器を持ち、ヘッドの方から「ひゅいーーーん」とオイルを垂らしていきましょう。一通りサウンドホールの方まで垂らしまくってください。(ほどほどに)
クロスにオイルをつけて塗るのが正しいそうです。
均等にオイルを指板にオイルを馴染ませます。
このとき、できるだけ楽器のボディーにオイルが付かないように気をつけましょう。(写真には少し付着してしまっていますが。)
必ず一般的な楽器用の布でケアしましょう。普通の布では指板が痛みます。
こういった塗装のギターは乾拭きでOK。また、塗装がポリ塗装の場合は専用ケア用品を用意しましょう。
3.満遍なく馴染ませたら軽く汚れを取り、少しの間置いておこう
ますは指板の木目などを確認しながら軽く汚れを拭き取ります。
そして少し置く、ということには実は意味があります。
- オイルを指板に馴染ませるため
- 指板の汚れが浮き出てくるのを待つ
指板の汚れが浮き出てくるのを待つというのが重要な項目です。そして、すぐに拭きとってしまうと木に浸透しないのであまり意味がありません。
時間にすると15分間は放置しておくと良いと思います。
時間の融通がきかないときはある程度は放置しても大丈夫ですが、長時間放置すると逆に汚れが固まってしまうので注意です。
乾かしすぎると汚れがうまく拭き取れないので、長くとも1時間ぐらいがいいでしょうね。
あとはクロスで入念にフレット、フレットの隙間、指板の汚れを拭き取りましょう。
ちなみに、キッチンペーパーでもいいそうですよ。
オイルはニオイがキツいので、一度使ったクロスはオイルケア専用になることを覚悟しておきましょう。一枚犠牲になります。
まとめ
- 指板が痛むので必ず楽器用クロスを用意する
- オイルは試してみて好みを探そう
- 特に乾燥する冬の時期には一度ケアしておくと安心
- 浮き出た汚れが固まる前に拭き取る
- ケア後は抜群に音が良くなる
アコースティック・ギターだけでなく、ほとんどの弦楽器でもやり方は同じです。
定期的にショップでギターのリペアをするのが一番ですが、自分でも最低限のケアはできるだけしておくといいと思います。確実に音の艶と伸びが良くなります。
オイルケアは一番お手軽な方法だと思いますし、オイル自体も安価なのでおすすめです。
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レモンのニオイが苦手な方にはオレンジオイルをおすすめします。
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