
またまたギターの話です。
明らかに弦高が高くなってしまっていたので演奏性が低下していたので、修理に出していたMartin OOO-15Mを受け取ってきました。
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リペアに出した結果を紹介
修理前
この通り、3mmを超えるほどの弦高になっていました。
わりと弦高が高くても我慢できる僕ですら、少し弾くとお手上げになるほどの指の疲労感を感じていました。
修理後
そして弦高を2.15mm程度にしてもらったのがこちら。
・・
ギターのことがわからない人からすれば大して変わらないかもしれませんね。
なので、わかりやすいように軽く弾いてみました。
弦高を下げたことによって、ハイポジションでのアルペジオもしやすく、面白いように弾くことが可能になりました。
またひとつ、ギターを弾くのが楽しくなりました。
フレットも綺麗に
弦高調整と同時にフレットも擦り合わせ頂きました。
実はレコーディングをしているときに、若干のビビリも気になっていたのです。
より、レコーディング仕様に近づけることができて満足しています。
弦高を低くするメリットを感じた
中学生のときに買ってもらったYAMAHAの3万円のギターはトラスロッドを適当にいじったりして常に低めに設定していましたが、コールクラークがメインになってからはバランスも求めるようになっていました。
弦高を高くすると音量が上がり、低くすると音量とサスティーンは減る傾向があります。でも、弦高を高くするとパフォーマンスは確実に落ちてしまいます。
まだ練習のときはいいのですが、ライブ時にはそれがもろに出てしまうのですね。ハイポジションが弾きにくいことも問題です。
2.5mmぐらいが適正という意見は多いですが、今回リペアに出してみて思いました。
「2.15mmが適正かもしれない。」
たしかに少し音量感は減ってしまいますが、それよりも弾きやすさの方が大事だと思うのです。
逆に良いこともありました。音の立ち上がりが早くなることです。
特にマホガニー材のギターでは差が大きく、演奏しやすいギターに生まれ変わったようでした。
コールクラークも2.15mmにしようかな・・
まとめ
- 6弦側2.15mm設定は経験上、至高だと感じた
- ハイポジションで弾くことが多い人には特におすすめ
- 音の立ち上がりが良くなる
- ギターが操りやすい
- 長時間のプレイでも指が疲労しない
上級者の方はサドルを自分で削って仕上げることもできますよ。
※今回のリペアはギター工房 ヴァリアス ルシアリーさんにお願いしました!
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