
ギター歴は10年ですが、未だにアコースティックギターの調子を保つことだけは難しいと感じています。
昨年に痛い目にあったので、気が付けば時計よりも湿度計を見ている人間になってしまいました。
ギタースタンドに置いておくのも結構怖いですが、長い間ケースに入れておくのが一番怖いです。(J-45はそんな期間が長いので最近は弾いてあげるようにしています!)
最近、ドライキーパーを買い換えたので、保管にはドライキーパーが必要だということを話してみたいと思います。。
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ドライキーパーってなに?
ドライキーパーとは、楽器用湿度調節・防錆・消臭剤のことです。
ギターに限らず、木材でつくられている楽器は湿気に弱いので水分を取ってあげる必要があるのですね。
ところが、乾燥にも弱いんです!!
恋愛でいう、優しくしてほしいけど、優しいだけじゃ・・みたいな難しさがあります。
つまり、それを実現できるのが「ドライキーパー」だということ。
湿度が高いときには水分を吸収し、乾燥しているときにはドライキーパーに溜まった水分を放出してくれる、凄いアイテムなのです。
ということはですよ、冬も夏も効果が期待できるんです。
ちょうど良い湿度に保たれた楽器はきっと安眠?できることでしょう。
いつも買うドライキーパー
いつも気になったタイミングで買うものがこの、PICKBOYのドライキーパーです。
他のドライキーパーとの効果の差はな特にないかもしれないですが、2個入りな割に安いので選んでます。
ちなみに、本当は2個とも一つのハードケースに入れていましたが、最近は一つで十分なのでは?と思ったのでケースごとに一つ入れて節約しています。
効果について
経験上、効果は確実にあると言い切れます。
- 弦が錆びにくい
- ペグも錆びにくい
- 長い間保管しておいて久しぶりに弾いたときでも良い音が出る
- 謎の安心感
金属系が錆びにくいということとギターがベストコンディションで保ちやすいということは想像できると思いますが、安心感が高まるのは付加価値かもしれません(笑)
特に、新しいドライキーパーを入れたあとは特に効果を感じます。
ギターの鳴りが良くなることなること。
ハードケースは湿気を溜め込んでしまう?
これは経験した本当の話なのですが、一度ハードケースの中身の一部がカビてしまったことがあります・・。(もちろんギターは入れていません。)
理由はいくつかあります。
- 家の湿度が土地と構造上?の理由で基本的に高い
- 高気密な部屋で水分を多く出す石油ストーブを使用していたこと
- 物置に使っている空気の逃げ場のない小部屋に置いていたこと
という悪条件が重なった中でのカビですが、ひとつわかったことがあります。
ハードケースの中にも湿気は侵入し、溜まってしまうということです。
ちょっとだけ極端な例かもしれないですがこの結果から、必ずドライキーパーは入れたほうがいいと思いました。
でも実は、「謎の安心感」が一番のメリットかもしれません。
まとめ
- ハードケースで保管するなら必須
- 運搬中もセミハードケースに一つぐらいは入れておくと尚良し
- 一年通して効果あり!
- コストは基本的にはどの商品も千円以内
楽器屋さんに行くと豊富に置いてありますが、どれも差はないと思うので気に入ったものを選んでいいと思います。
紹介した商品
あとがき
思い返せば、昨年はギターの維持に苦しんだ年でした。弦高の変化に敏感な方なので、大変です。
今年の梅雨や夏はまとめ買いする予定です。
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