
先日、自宅のDTMデスクにスピーカースタンドを設置したのですが・・やはり気になるところがありました。
それは、スピーカーの下に敷く「インシュレーター」です。
スピーカーというのは何かで振動を抑えることで音がよく聴こえるようになります。
それがインシュレーター(直訳で遮音材)と呼ばれるものですね。
選んだのは、Amazonで何度か見かけたことのあったオーディオ・テクニカの「AT6099」というインシュレーターです。
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audio-technica インシュレーター AT6099の詳細と音
AT6099は6個1組で、3点で支えるインシュレーターです。
「ハイブリッド・インシュレーター」というのは4層の構造になっているという意味なようです。
ちなみに、4,000円と表記されていますが、Amazonだと2,980円で買えます。
「明確な定位伸びる高域、厚みのある低域を実現」してくれそうな重厚感
結構ずっしりとくる重さがあり、設置前から期待感がありました。
きらびやかなゴールドがかっこいいですね。
でこぼこな方が底面側です。
とても分厚く、なかなかなクオリティ。
ゴム製ということで密着性は抜群。
しかし、長期間使用しているとくっついてしまうことがあるので、気になる方は付属の紙製のシートを敷いた方がいいと思います。
音はどう変わる?
実際に設置してYoutubeやらiTunesで適当に曲を再生してみたところ、「あれっ?」と違和感がありました。
なんだか音が汚い?
そうです、明確になったから違和感があったのです。
Youtubeのスカスカな音が一目瞭然という感じ。
高音が良くなり、何よりも低音が聴きやすくなりました。もこもこしない感じです。
その後、Studio One 3で録音したアコースティックギターの音やBFD3(ドラム音源)、Trilian(ベース音源)を再生してみましたが、今までは良質な音源を再生しきれていなかったことに気が付きました。
インシュレーターを設置してみて、いくら良い音源でもモニター環境が良くなければその能力を活かすことはできないということを学ぶことができました。
またレビューしますが、今日壁に貼ったばかりのmini-SONEX(ミニソネックス)という吸音材も素晴らしいです。
インシュレーターだけの時よりも明確になりました。(そもそも吸音材を貼るのは基本ですが。)
つまり、インシュレーターだけでも音は明確になるけど、インシュレーターだけでは完璧にはならないということ。
どれだけデッドな環境(反響をなくす)を作れるかが、良いリスニング環境を構築する鍵です。
このYAMAHAのモニタースピーカーはCP5と同時に購入したもので、もう4年ぐらい使っているものです。
あまりこのスピーカーには期待していなかったのですが、AT6099のおかげで大分マシになりました。
まとめ
金属製のインシュレーターを使うのは初めてだったのですが、結果は良いものとなりました。
インシュレーターは金属製やゴム製があり、色々な製品があるので選ぶのが大変ですが、オーディオテクニカのなら大丈夫だと思います。
音楽制作のモニタースピーカー用としてだけでなく、音楽鑑賞用、PC用スピーカーなどなど、スピーカーと呼べるものに敷くだけで効果はあると思います。
実際に試してみて、オーディオテクニカのAT6099は良い製品だと思いました。買ってよかったです。
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