
長らくブログを書いていますが、おそらく画像を使っていないエントリーはないと思います。
ブログを書くことに慣れてきてから始めたのが、画像のリネームです。
使う画像には必ず、何かしらの名前を付けています。
そうすることであとからWordPress内で単語で検索して画像を使いまわしたりすることができるだけでなく、ブログエディターのマーズエディットでaltの記述が楽になったり、とにかく便利になるからです。
それでは、ファイルを一括リネームできる多機能Macアプリ「A Better Finder Rename」を紹介します。
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A Better Finder Renameの使い方
これがメインウィンドウで、多機能なわりにシンプルなアプリとなっています。
今回は、犬山観光の記事で使った写真をリネームしてみました。
※ブログで使ったため、すでに「inuyama_」という風にリネームしています。
この画像をドラッグ&ドロップすると、アプリに画像が読み込まれます。
プレビュー機能が便利!
初期設定では「Sequence Numbers」となっていて、すでに画像リネームに適した設定になっています。
他にも沢山のリネームフォーマットが用意されていますが、個人的にはこれで十分でした。
Prefixに任意のファイル名を入力します。
「Start with」と「Step value」が数字を決める部分です。
特にいじる必要はないと思います。
「Padding」が画像では2となっていますが、ここを3とすることで、数字が3桁にできます。(例:Rename_001)
そして、便利なのがプレビュー機能です。
左側の設定がすべて反映されていくので、最終的な結果が確認できた上でリネーム処理を行うことができます。
このアプリでは他のアプリではできないような複雑なリネーム処理ができますが、リネームしてから修正するような二度手間が起こらないのでガンガン使っていくことができると思います。
最後に、「Perform Rename」をクリックします。
一枚ずつ確認画面が表示されますが、「Rename All」をクリックするとすべての画像が一括でリネームされます。
また、保存フォルダに同名のファイルがあった場合はアラートが出るので安心です。
一部機能紹介
公式に載っている便利な機能を紹介します。
まず、画像の置換機能。
一部の不要な部分を取り除くことができるようです。
そして凄いなと思ったのが、写真のデータからファイル名を作り出すことができる機能です。
この機能を使えば、例えば画像サイズをファイル名に一括で書き込むことも可能です。
レンズ名やカメラモデルまで対応しています。
このことからプロはもちろん、写真が趣味の方に特に向いているアプリだと言えます。
最大のメリットだと思うのが、ドロップレットが作成できるところ。
よく使う設定をデスクトップ上にドロップレットとして保存すれば、放り込むだけで理想なファイル名にリネームしてくれます。
その他
対応フォーマット
Support for all major RAW formats (including JPEG, CRW, CR2, THM, NEF, TIFF, RAJ, ORF , MRW, DNG, PEF, SRF, etc.) extends this to professional photographers.
Meta-data information from MP3, AAC, FLAC, OGG, APE, M4V and iTunes music store files are supported.
対応フォーマットはほぼ全てと言っていいほど対応しているので、とりあえずまとめてリネームしたいファイルがあれば放り込んでしまっていいのではないでしょうか?(笑)
個人的にはRAWに対応している点と、音楽ファイルにも対応している点を評価しています。
El Capitanでもサクサク動く
Sunskysoft – Shupapan|Shupapan
少し前までは「Shupapan」というフリーソフトを使っていましたが、El Capitanへアップデートしたらよく落ちるようになってしまった為にA Better Finder Renameへ移行しました。
Shupapanは無料なのによく働いてくれていましたが、Retinaディスプレイに対応していないのが欠点でした。
A Better Finder Renameは対応しています。
A Better Finder Renameは有償ですが、その分アップデートも頻繁に行われているところがおすすめポイントです。
もちろん、Mac App Storeで「rename」と検索すれば沢山のアプリが引っ掛かります。
しかし、実際はアップデートが1年前で止まっていたりしてなんとも不安定なものが多いので、安易に購入する前に今の自分のMacの環境を確認してから検討した方がいいと思います。
A Better Finder RenameのVersion Historyを見るとバグ修正など、頻繁にアップデートしていることがわかります。
このことからも、非常におすすめできます。
まとめ
- シンプルでわかり易い
- Retinaディスプレイに対応
- ドロップレット作成機能
- El Capitanに対応
- アップデートが頻繁に行われているのでOSアップデートが来ても安心!
- 写真のタグからファイル名を作り出すことができる
- 価格は$19.95(2015/11/26 現在)
長らくファイルリネームに完璧な形がなく困っていましたが、A Better Finder RenameはまさにMars EditでありText Expanderに値するようなリネームアプリの決定版だと思います。
有償ですが、OSアップデートなどで毎回リネームアプリの動作に苦労するぐらいなら安いものだと思います。
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