U2新作アートワーク

2014年のAppleの発表会と同時に世界的ロックバンド、U2のニューアルバム『Songs of Innocence』がiTunesで無料配信されています。

DLして早速聴いたということを報告しましたが、聴いているうちにタイトルの意味って何?という素朴な疑問が湧いてきました。

直訳すればまぁ・・イノセンスは純朴?ofソングスだから純粋な歌?みたいな感じになることはすぐわかりますが、英語のタイトルにはよく過去の作品とか芸術からネーミングしてあるものも多いので、色々と調べてみました。

『Songs of Innocence』=無垢の歌?

Songs of Innocence and of Experience(無垢と経験の歌)

タイトルで調べたらまず、辞書でこういった言葉が出てきました。意味は無垢と経験の歌ということで、なんだか嬉しくなりました。(僕自身のアコースティックデュオは『MUKU』といいます。)

無垢と経験の歌というのは、どうやら詩集のようです。

『無垢と経験の歌』(むくとけいけんのうた、Songs of Innocence and of Experience)は、イギリスの詩人、画家、銅版画職人ウィリアム・ブレイクの詩集。via Weblio

ここで、ウィリアム・ブレイク(william blake)という名前が出てきました。

詩人にして画家、銅版画職人というマルチプレーヤー、ウィリアムさん。どなたか存じ上げませんが、17世紀から18世紀を生きた一般の家庭出身の方のようです。

U2のアルバム『Songs of Innocence』はこの詩集からとって名付けられたということなのでしょうか。

無垢の歌と経験の歌

詩集Songs of innocence

Songs of Innocence and of Experienceという詩集には、それぞれ『無垢の歌』『経験の歌』があり、何章にも分かれて書かれています。

無垢の歌だけでも23章もの詩で構成されています。

詳しいサイトがあったので引用させてもらいました。

 
『始まりの歌』

笛を吹いて谷を下ろう 陽気な歌を奏でよう
  雲の上の小さな子どもが
  僕のほうに微笑みかける

  “子羊の歌を吹いてみてよ”
  陽気な歌はいかがかな
  “ねえもう一度吹いてみてよ”
  涙がでるほど素敵かい

  “ねえその笛はもういいから
  君の声で歌ってみてよ“
  こんな具合でいかがかな
  涙が出るほど素敵かい

  “その歌を本に書いてみてよ
  ほかのみんなも読めるように“
  小さな子どもがいなくなると
  僕は葦の茎を引き抜き

  それで一本の葦ペンを作り
  きれいな水をインク代わりに
  楽しい歌を書き込んだ
  ほかのみんなも聞けるように via Songs of Innocence and of Experience

本当に無垢な詩ですね。何にも突っ込むところがありませんでした。

まとめ

僕のU2の『Songs of Innocence』は『Songs of Innocence and of Experience』からとったものだという説。

正しいかはソースがないのでわかりませんが、イギリス人の作品ということで信憑性は高いと思います(キリッ)

(2014.09.12時点)
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ジャケットのホワイトカラーを見ても、”無垢”という言葉を意識していると感じます。

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