イギリス・ロンドンで安くトリッカーズを買う方法〜ロンドン滞在記その1

とある写真が行方不明になっていたので、昔の写真を漁っていたら懐かしい写真が出てきました。しかもなかなか思い出深い写真が多かったので何故か嬉しくなりました。

写真を見ていて、なかなか前に進めていない気がしているこの頃でしたが、そんなときには過去を振り返ることも大事だと気づきました。

ロンドン・パリ滞在記シリーズを始める

僕は二十歳になったばかりの頃、一人でロンドンとパリに行きました。それはとても苦労した結果、成し遂げることができたので人生の中でも特別な出来事でした。お金のことを考えたら、それまでなにもしなければもっと長く滞在できたはずなんですが、逆に投資して様々な経験を積めたあとにロンドンへ行ったので短くても特別感はすごく有りました。

そんな貴重な経験なのにブログに書いたことがなかったので、「もったいないなぁ」と思ったのです。こういう海外のことは当たり前に知ってることも知らない人からしたら「有益な情報」となりえるので、これからちょくちょく「ロンドン・パリ滞在記シリーズ」を書いていこうと思います☆僕もネットで色々調べて行ったのですが、苦労した覚えがあります。

ロンドン・パリ滞在記シリーズについて

ロンドン・ヒースロー空港にて
※ヒースロー空港にて帰り際の写真

色々な場所、モノ、街の過ごし方、交通・・などひとつずつにフォーカスを当てて書いていきたいなと思います。例えば今回はTRICKERSの買い方なんですが、そんな感じで細かく書いていこうかなと。結構モチベーションが高いので冷めないうちに書いていきます!

Tricker’s Londonの場所

トリッカーズ・ロンドン店は老舗が集まる「ジャーミンストリート」と呼ばれる場所にあります。

ロンドン・ジャーミンストリート

この辺りには、ジョン・ロブやクロケット&ジョーンズなど名だたるお店が立ち並んでいる素敵なストリートです。靴好きにはたまらない場所ですね。

ロンドンのクロケット&ジョーンズ

クロケット&ジョーンズ。

ジョン・ロブ ロンドン

ジョン・ロブ。

ちょうどこの辺りですよ、たしか。

ストリートビューで確認してみた

ジャーミンストリート・ロンドン・トリッカーズの場所

やはりちょうど、クロケット&ジョーンズの右隣でした。

Tricker’sの歴史

靴作りの名人ジョセフ・トリッカーが1829年に創業。

150年以上の歴史は靴作りの聖地イギリス・ノーザンプトンの中においても老舗です。セント・ミッチェル通りにある工場には王冠に3本の鳥の羽をあしらった紋章が掲げられており、その姿はまさに威風堂々。プリンス・オブ・ウェールズのシューメーカーとしても有名で、「英国王室御用達」である事もトリッカーズの靴作りが厳格である事を証明しています。

古い歴史を持ちながら現在もなお世界中の人々に愛されるTRICKER’S(トリッカーズ)。その愛される靴と靴作りの根底には創業以来かたくなに守り続けられている「ハンドメイド、ベンチメイド」の精神があると言えます。この精神のもとに現在も昔と変わらず伝統を重んじた手法と技術で靴を作り続けているのです。

履き始めはかたく違和感を覚えますが、履けば履くほど足に馴染んでくるこのブーツは、もう他のブーツは履けないと思うほどの存在に変わっていきます。それに加え、実用性を追求したトリッカーズのつくりは研ぎ澄まされた機能美も生み出しました。トリッカーズが「一生もの」と呼ばれる理由はその比類なき耐久性と飽きのこない美しいフォルムを併せ持つからこそなのです。

店内の様子

トリッカーズロンドン店の店内

お店に入ると、靴が並んでいて興奮した覚えがあります。トリッカーズ直営店なんて日本にはよっぽどありませんもんね。あるのかな?

木の温もり溢れる店内ですね。イギリスは良い物を作り、長く使う習慣があるのですが、そういうところが好きです。家具も高級感ありすぎ!

僕が欲しかったのはエイコンアンティーク色のカントリーブーツ

トリッカーズの買い方〜マロンアンティーク

一番右のエイコンアンティークという色のカントリーブーツに憧れていたので速攻で選び、試着させてもらいました。店員さんは英国のおじさんだったのですが、日本人の僕にも普通に接してくれたので安心でした。短靴タイプも魅力的ですが・・。

特に希望を言わなくても勝手にサイズも見てくれますし、大して苦労せずに購入できました。

トリッカーズはUKとUSサイズがある?

トリッカーズ(カントリー)のサイズ表記について – そのとき見たこと感じたこと、そしてかんがえたこと

トリッカーズは実サイズ表記の靴と、実サイズとは異なる表記の靴が出回っている、という話。

 これはUKサイズとUSサイズの2種類で流通しているためです。化粧箱と靴のライニングにあるサイズ表記にはUKおよびUSの区別はなく、したがって表面の表記からでは違いは判断できません。ですので履かずに手に入れるのは丁半バクチです。確実にサイズを区別するには、靴のインソール下に標記されているサイズ(つまり靴自体の本当のサイズ)を確認する以外は難しい。

つまりUKサイズとUSサイズの2種類で流通しているのでしっかりフィッティングしてから買うべきだということですね。

履いてから買ったほうがいいと思います。レザーですし、馴染んだあとを想像して、横幅も合ったものを購入しましょう。

僕は店員さんがフィッティングしてくれたので問題ありませんでした。僕はたしかUKサイズで6.5です。ちなみに「シックスハーフ」と読みます。

Tricker’s(トリッカーズ)カントリーブーツ~サイズ考察~:ポテイト伯爵のちょうどいい調度品:So-netブログ

トリッカーズをロンドンで買うと安いの?

Answer:日本の代理店で買うよりも安いです。

一部並行輸入品を取り扱っているお店では安価で購入できますが、基本的にはネット販売のみです。

イギリスでは基本的には4万円台で購入できると思っていいでしょう。(聖地に行けばもっと安いかも)

ロンドンで買うと免税される!!

ロンドンだけでなく、海外旅行での買い物に関してはルールは違えども免税されるのでその辺も含めて安いということです。ちなみにイギリスの場合は空港などで免税の手続き(レシートとクレジットカードの番号などを記入)をすれば後日クレジットカードの口座に振り込まれてきます。

それを含めるとかなりお値打ちに新品のTrickersを購入することが可能、というわけです。

もっと安く手に入れたいなら

英国靴の聖地、ノーザンプトン

英国靴の聖地、ノーザンプトンに行けばもっとお値打ちに購入できます。ロンドンから車で1時間半弱。高速を北に上がるだけなので、非常にアクセスもよいそうで、電車でもロンドンのEuston駅から1時間程度らしいです。(行けばよかったなぁ・・)

モッサのぼやき@ロンドン駐在中: ノーザンプトン 英国靴の聖地 その1(チーニーは穴場。。)

靴を巡る大冒険 ~ノーザンプトン編~

ノーザンプトンはその他有名靴ファクトリーが沢山あるので色々探せると思います。

まとめ:本場で買うと安いので、もし行く機会があれば手に入れたい逸品ですね

  • ロンドン店はジャーミンストリートにある
  • ポンド次第だが、ロンドンで買ったほうが安い
  • 免税されるので後日還元(まとめ買いできる方ならさらにお得)
  • ノーザンプトンに行けばもっと激安
  • ノーザンプトンは英国靴の聖地

Googleマップで確認


必ず行くと決めていたTricker’sロンドン店。当時、お金を入れただけ使えるペイカードで買おうとしたけど、結局お金が足らず、残りをクレジットカードで支払うということがありました。
海外ではお金の管理や使い方が難しいから大変だったなぁ・・。また行ける機会があれば是非ノーザンプトンに行きたい。