ブラジルW杯 イングランドvsイタリア

ブラジルワールドカップ、グループDのイタリア対イングランドを早朝から観戦しました。個人的に好きなチーム同士の戦いということで必ず観ると決心。

前半途中までは睡魔との戦いになりましたが、徐々に目が覚めて熱く観戦しました!!!

強豪対決!イタリア対イングランド

イタリアといえば2006年をはじめ優勝経験があり、長友・本田も所属するセリエAという世界屈指のリーグもあるサッカー大国です。

一方、イングランドは歴史あるフットボールの祖国として毎回ワールドカップ出場。香川のいるプレミアリーグは各国のスター選手が集います。

前半の内容

スター選手もいる国の対決ということで、かなりクオリティの高い試合が展開されました。

両者拮抗した展開の中、先に試合を動かしたのはイタリア。

35分、マルキジオがペナルティエリア外中央から強烈なキック。ゴールネットを揺らす。

しかし37分、スタリッジが華麗なパスワークからのルーニーのアシストで得点。このゴールの流れは今のところ一番素晴らしいゴールだったのではないでしょうか。

その後は互角の戦いが繰り広げられました。

イングランドのスタリッジがキレッキレで素晴らしい動きでした。

後半の内容

後半も美しいサッカーが繰り広げられていたのですが、開始早々50分にバロテッリがクロスをヘッドで合わせ得点。

イングランドは先に失点してはいけなかった。イタリアはカテナチオと呼ばれてきたディフェンスの国なのだ。最近はバランス重視になってきたといえども、やはり守りは堅い。

後半になると、前半動きの良かったイングランドの選手の体力を高温多湿の気候が奪い始める。脚がつる選手も沢山出てきてしまい、攻撃がうまくいかなくなった。頼みの綱のルーニーも決定的なチャンスを逃してしまう。

そこからは効率の良い試合展開をしてきたイタリアは余裕の試合運び。しっかり守り、必要なところで攻撃を仕掛ける効率の良い展開。

イングランドに後半逆転する力はなかったように思いました。

要所要所で輝きを放ったピルロ

イタリアの司令塔ピルロの輝き

ブラジルワールドカップを最後に、アズーリを引退することを表明しているピルロはボランチというポジションながら、華麗なパスを武器にイタリア代表を支えてきた。芸術的なフリーキックも武器のひとつだ。

ボランチとしてゲームを動かす司令塔としては元祖のような存在なのかもしれない。彼なくしてイタリア代表は優勝することは難しいであろう。

目立った仕事はなかったものの、やはり攻撃の起点としてのピルロの存在感はすごいものがありました。遠目のフリーキックもあわよくばゴールという場面もあった。

イングランドという強豪相手にもいつも通りのプレイをしていたピルロは流石としか言いようがない。そして最後のワールドカップでも輝きを放ってほしい。

まとめ

やはり昔から国民がサッカーをアイデンティティとしている国のサッカーは綺麗で観ていて楽しいですね。勝つことにこだわりすぎない姿勢には本当に好感が持てます。

イングランドはあわよくば引き分けぐらいには持ってけたかなぁ?なんてゲームでしたが、やはりイタリアの守備は堅いです。そしてなんだかんだバロテッリがゴールを決めたことでチームの勢いがつくと思いますし、まだ余力を残して勝ったイタリアのグループリーグ突破の可能性は高いと思います。

一点差で負けたイングランドも得失点差を考えればまだまだチャンスはあるので2位突破を目指して頑張ってもらいたいです。思ったよりも良いチームだったので個人的には是非!!