
つい最近、パートナーのにじすけのお家に新しいパソコンがやってくるということでセッティングをしてきました。単純にプリンターやらOfficeを使えるようにするだけなのですが、Windows8というものを触ったことがなかったので少しドキドキでした。まぁ、大体予想はついていたのですんなり理解することができましたが、やや操作性に疑問が残りました。
さて、「新しいWindows8」を触ってきたので報告とメモをしてみましょう。
スポンサーリンク
「Windows 8」とは一体何を目指したのか
正直に言って、ファーストインプレッションは最悪で[font color=”” bgcolor=”” class=”” size=18 bold=1 italic=””]「タブレットだけにしてくれ。」[/font]と思ってしまいました。特徴は「Metro」と呼ばれるフラットデザインのユーザーインターフェース。ちなみにメトロとは「地下鉄」を意味します。UIのアクセスが便利ということをアピールしたいという狙いがネーミングでわかります。そういえばパリの地下鉄も略してメトロといいますね。東京メトロもそうですが。
たしかにわかりやすいフラットデザインのUIは一見好印象で、使ってみたところ画面をいっぱいに使えるし、ウィンドウをハーフハーフで分けて使うこともできるので使っていて楽しかったです。今までのWindowsにはありえないUIでした。
Appleの黄金方式を取り入れたWindows8
僕はMacユーザーなのではっきり言いますが、Macの方が100倍便利でクールだと断言できます。その理由は色んなものがありますが、ひとつ黄金方式として確立し、最高のシステムがあります。それは、「一人一人がユーザーアカウントを持ち、個人としてAppleにプライバシーと資産を預ける」というシステムです。
AppleのiTunesストアで音楽を購入するのを躊躇わないのは、Appleに資産を預けること・信用しているということを意味します。
キーチェインにパスワードを保存してもらうのを躊躇わないのはAppleを信用し、信頼をおいているからです。
つまり、このようなことをWindowsもやろうとしているわけですね。
Windows 8を始めるにはMicrosoftのアカウントをつくり、「outlook.jp(com)」のメールアカウント取得する必要があります。
「なんだ!そんなことか。今どき当たり前じゃん!」
と、普通は思うと思いますがこれは意外に困ったことになる気がしてなりません。
オフィスでWindows8を使うとき、どうやって運用したらいいのかが全く見えてきません。誰でもフラットに作業用として使えるのがWindowsのメリットだったはずなのに・・。
どーなんだ!!マイクロソフト!
実際にアプリなども、そのライセンスごとに取得するわけで・・
結局デスクトップモードで使用することに・・
PCはTOSHIBAのdynabook。
頼まれごとは主に3つでした。
- デスクトップモードでスタートメニューを復活させて欲しい
- Microsoft Officeのインストール・ライセンス認証
- CanonのプリンターとPCを接続
Windowsの設定は当たり前として、課題は3つ。ひとつひとつをクリアしていきましたが、少し気になる点があったので紹介してみます。
Microsoft Office 2013はライセンスカードのみ?
Microsoft Office 2013のパッケージを開いてみて、ハッとしました。「CD-ROMがないではないか。」こういう形式のものをパッケージ版と呼ぶそうです。
一瞬ハッとした僕ですが、すぐに理解出来ました。ダウンロードしろということですね。すぐにダウンロードしようとMicrosoft Officeのサイトに飛び込むと、困ってしまいました。ダウンロード版どこ・・?
そうか、Metroのところにあるのか・・。でもデスクトップ版で使いたいし、どうしたものか・・
幸い、発見することができました。
Microsoft Officeのサイトにてサインインし、ライセンス認証をするとダウンロードができました。一件落着です♪
しかしながら、なにか違和感がある・・。そうか!このアカウントで認証してOfficeを使うわけだから、アカウントで使う仕様ということなんだ。
しかも2台にOffice をインストール可能な仕様なようで、少しがっかりしましたが、このご時世Adobeですら月額制にする時代ですからまだ良心的なのかもしれませんね。
スタートメニューは復活できる
Windows8ではおなじみのスタートメニューが廃止されてしまいました。
それは、ちょっと・・。と思ったら無料で復活させてしまいましょう。
例えばこの「StartMenu8」なら日本語対応しているので安心です。この手のソフトはたくさんあるみたいですが、注意点として4つほど挙げておきます。
- 使用例があるソフトか
- 日本語対応しているか
- 動作確認した人の記事を参考にするべし
- 動作が遅くならないか
一応、動作が大丈夫とされている「StartMenu8」を推奨しておきますが、他にもあるのでチェックしてみてはいかがかと。
やっぱり少し動作が鈍くなる傾向は確かにありましたが、正常に使えています。
プリンターの設定に特に違いはなし
Windows8だからといってなにか変わるかというとデザインやUIぐらいで、他は大差はありません。
CanonのプリンターにCD-ROMが付いていたので直接ドライバをインストールし、Wi-Fiで接続をしました。
Canonのプリンターはドライバーが微妙にややこしいのが難点ですが、プリンターのクオリティは良いものだと思いました。PIXUS MG3530は安価で、ワンタッチでコピーが出来たり、小さいのに動きもキビキビしていておすすめです。
まとめ:Windows8はタブレット向きなんじゃないか・・?
実際に触ってみて、タブレットだったら使いやすいだろうなぁ、と感心してしまいましたがPCとしての利用はやや微妙かもしれません。慣れるまで時間がかかる気がしますね。たしかに使い分ければ良い成果を得られる気はしますが、それでもデスクトップモードをもう少し標準にしたら良かったんじゃないかと。
個人的にはSurfaceのようなタブレットなら使ってみたいと思いました。正直、Metroは使いやすいのでこれからに期待はしています。
個人的な意見ですが、Appleを意識したOSにするのであれば、AppStoreに対抗するぐらいの規模が必要なのではないでしょうかねぇ・・。しかしながら、Microsoft Office 2013のデザインはいい感じでかっこ良かったです♪キビキビ動くので使いやすい慣れれば便利なOSだということはわかりました。
Related Products
あとがき
Macユーザーから見ると少しやりすぎちゃった感はありますが便利ですよ、Windows8。TOSHIBAのdynabookもいい感じでした。
でも結果的に普通にデスクトップモードでWindows7みたく使ちゃってるので、やはり一般向けには厳しいのかもしれないですね。しかしながら、Windows8で感じた進化は凄いものがあるので、iOSにもさらなる進化が欲しいところです。
スポンサーリンク