
9月10日(現地時間)に無事、「iPhone 5S」「iPhone C」が発表されましたね。僕はこの時を待っていました!!何故ならばMNPをしたいがためです。
5SはA7チップ、指紋認証やカメラのアップデート、新色登場とiOS7を含めると新機能が満載ですよね。でもそれは沢山の方がもっと詳しく書いているはずなので、僕自身の意見とかを書いたり一般的な目線でも書いていけたらいいなと。
au、SoftBank、ついにdocomoからも登場したiPhone5S、Cについて「キャリアはどこにするべきか。」目線でいこうと思います。
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iPhone5Cも新登場!
iPhone5Cは白・赤・黄・青・緑の5色展開になります。今までは黒か白か選べなかったことを考えれば新しいバリエーションは嬉しいです。iPod touchの流れですかね。
iPhone5Cの価格は、USでは16GBが99$、32GBが199$とかなりリーズナブルで、中身のスペックはほとんどiPhone5と同じです。
プラチナバンドとは
プラチナバンドとは、700MHz~900MHzの周波数帯域を中心とする極超短波の帯域を指す通称である。特に、携帯電話事業者(キャリア)への再割り当てが進められている700MHz、900MHzの空き帯域を指す場合が多い。
極超短波は、一度に伝送できる情報量が多く、比較的小型の送受信設備で通信することが可能で、障害物はある程度まで迂回して伝わるといった性質を持ち、電気通信の用途において特に良質な周波数帯域として知られる。このため、特に価値の高い帯域(バンド)いう意味で、プラチナバンドと呼ばれている。
NTTドコモのLTE Band 19、ソフトバンクのLTE Band 8、auのLTE Band 18です。
このプラチナバンドを使って、NTTドコモとauはLTE網を展開中で、ソフトバンクでは、900MHz帯を獲得していますが、この帯域をLTE用に使うのは2014年の計画らしいので、当面は2.1GHz帯を引き続き使うことになるそうですね。
(ただしソフトバンクは、傘下のイー・モバイルのLTE網(LTE Band 3、1.7GHz帯)と相互連携していて、プラチナバンドではないものの、iPhone 5 からはダブルLTEとして展開中。)
???
みんなLTEなのになにが違うの??って方向けに更に詳しく。
無線周波数はそれぞれ特性があり、2GHz帯など高い周波数帯は直進性がある一方で、電波の回り込みや浸透度が悪いとされています。このため、たとえ通信エリアとなっていても、ビル陰や山陰、屋内などでは通信できない原因のひとつになります。
一方 プラチナバンドの帯域は電波が回り込みやすく、浸透しやすい特性があります。このため、各社はプラチナバンドを使い広範なエリアを面で抑えています。
各キャリアの状況
各キャリアで対応する周波数が違います。その辺のイニシアチブやらメリット・デメリットを解説していきます。
au
我がauです。(笑)とはいえ私はまだAndroidの3G端末を利用中でLTEの批評はできないという状況ですw
auは現在、一般的な周波数帯の2.1GHzと、プラチナバンドの800MHzの2つをメインにしています。特にプラチナバンドの800MHz帯には特に力を入れており、その通信力は定評があるみたいなんです。しかしiPhone5の規格は800MHzに対応しておらず、2.1GHz帯の貧弱な電波しか利用できませんでした。そのためauのiPhoneは不評で繋がりにくいという汚名が出来上がってしまったわけです。
しかしauのiPhoneはこれまで、2.1GHz帯のみでサービスを展開していましたが、iPhone5Sからは、これまでAndroid向けの帯域としていた800MHzのLTEプラチナバンドが利用できるようになりました!!そのため新規ユーザーもauユーザーも安心してiPhoneを利用することができそうです。
800MHzのLTEの人口カバー率はとんでもなく高いです。情報によると3G並に広いという朗報もあるので、今回ばかりは安心できるのではないでしょうか。
SoftBank
つながりやすさNo.1とプロモーションしているソフトバンク。たしかにiPhoneをはじめ、周りの状況を見るとつながりやすいのは嘘ではありません。プラチナバンドを駆使して電波の改善は進んでいて、もはや電波が弱いソフトバンクではありません。(確かにまだまだ”広く”はありませんが)
細かい話になりますが、LTEには、FDD方式とTDD方式がありまして、一般的にはFDD方式になりますね。
TDDについては、国内ではソフトバンクが2.5GHz帯でTDD方式と互換のAXGP網を展開しており、サービス名としては SoftBank 4Gの名称を使っています。また、KDDI傘下のUQコミュニケーションズは2.5GHz帯域で、WiMAX 2という高速データ通信サービスを計画中。
iPhone 5c / 5s にはTDD方式のLTE (TD-LTE)対応モデルもありますが、ソフトバンク AXGPなどの周波数帯域 (LTE Band 41)には非対応。中国やインドなどで使われる LTE Band 40はサポートしているそうです。
つまりは今回のiPhone 5Sでは対応していないということらしいです。
現在はLTE用プラチナバンドがない
前出のプラチナバンドの説明の通り、傘下のイー・モバイルのLTE網(LTE Band 3、1.7GHz帯)と相互連携していて、プラチナバンドではないものの、iPhone 5 からはダブルLTEとして展開中とのことですが、docomo、auに対向するには物足りない印象です。ソフトバンクのプラチナバンド、900MHz帯でのLTEは2014年に対応するらしいので今すぐプラチナバンドの恩恵は受けることはできません。
しかし色んな会社を買収したり、提携しているのは間違いはないので今までどおりの使用はできるので心配はいらないと思います。ただ、データ通信をしながら通話ができるのはソフトバンクの強みなのでその辺りはメリットとして考えてもいいでしょう。
docomo
ついにきた!!さんっざん叩かれても、雨の中風の中耐えてきたNTTドコモ。 実はガラケー時代はドコモユーザーでした。やはり北海道のど田舎でも、地下でも電波が強くて満足度は圧倒的でした。その電波の定評ぶりにわざわざSIMフリー版iPhoneを購入してドコモの回線を使う…という猛者もいましたね。
そして満を持じして登場したドコモのiPhone。いったいどうなのか、今更そんなにメリットがあるのか…などまだまだ情報は少ないので不安なところはあります。クロッシーはどうなのかとか。アウトドアに行ったり、ビジネスの利用にはやはりドコモだという方も多いはずです。
プラチナバンド対応
ドコモは800MHz帯を使って地方から順次、LTEサービスを広げています。とはいえ特に気になるのはXiの状態ですよね。使っている人が周りにいなければ、噂ではあまり繋がらない情報もある。
しかしドコモに限って大丈夫だと思うんですよね。随分前にドコモのAndroidを触ったときは高速さに驚いた覚えがあります。たぶん他のキャリアの状態をあまり知らない人がただ文句言ったりしているだけだと思うんです。さらにプラチナバンドとなると電波だけでいったら死角はなし。
キャリアチェック表
ここまで各キャリアの情報を書いてきました。ここで一旦振り返りましょう。
- パケット料金
- MNP割引
- プラチナバンドを重要視するか
- 家族割なども考えよう
- auのスマートバリューなどネット特別割引も狙うのもあり
- 住んでいる地域の電波調査
キャリアで悩む方へ
ここまで電波のことを中心に解説してきました。でも電波だけで決める必要があるのかというとないと思います。
要するに、電波だけでの判断は慌てすぎだということです。電波だけでなく、キャリアの割引なども十分に考慮した上での判断が必要になってきます。普通の利用についてはiPhone 5Sの登場でどのキャリアを選んでも大丈夫な時代に突入したと判断していいでしょう。
しかしながら、僕は今回ばかりはauに分があると読んでいます。過去にauにはがっかりさせられたこともありましたが、プラチナバンドLTEに対応したことによって安定感は増しています。
docomoは盤石だとは思いますが、経験と情報があまりにもまだ無いために様子見といったところではないでしょうか。
SoftBankは電波を改善しているとはいえ、LTEのプラチナバンドにはまだ対応していないのでまだまだ2強には及ばない印象ですが、電波は確実に改善されてきています。なかなか孫さんは面白い方ですし、動きも活発でいつなにを起こすかわからない的な期待する気持ちは一番ですね。2014年にはLTEのプラチナバンドに対応するということなので、先を見るならそこまで今すぐにプラチナバンドを求めなくてもいいかもしれませんね。
MNPはチャンス
このようにソフトバンク限定ですが、キャッシュバックを最大限に受け取ることもできるサービスがあるようです。
僕はまだ迷ってるけどこれもありかなー。
以上、iPhone5S/5Cの電波解説でした!。
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